張本勲「サンデーモーニング」卒業の真相と現在|喝の御意見番の今
TBS系情報番組『サンデーモーニング』の名物コーナー「週刊御意見番」で、長年にわたり日曜朝の顔として君臨した張本勲氏。威勢のいい「喝!」と「あっぱれ!」の掛け声で茶の間を沸かせる一方、時に舌戦を巻き起こしてきた彼が番組を卒業した背景には、どのような経緯があったのでしょうか。
2021年末のレギュラー勇退から時を経て、番組自体も関口宏氏の司会勇退や上原浩治氏への継承など大きな転換点を通過しました。日本プロ野球界の至宝であり、名球会屈指のレジェンド打者である張本氏が下した決断の真相と、2026年現在の活動や近況を深く掘り下げます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:張本勲氏の卒業理由は「高齢による体力面への配慮」と「次世代へのバトンタッチ」が公式発表の柱。
- 要点2:東京五輪時の舌禍騒動やネット世論の影響も囁かれたが、盟友・関口宏氏との綿密な話し合いによる円満勇退。
- 要点3:後任の上原浩治氏が定着した現在も、張本氏は節目での特別ゲスト出演や球界への発信で健在ぶりを示す。
【真相解明】張本勲が『サンデーモーニング』を卒業した決定的な理由
張本勲氏が23年間にわたってレギュラーを務めた『サンデーモーニング』を降板したのは、2021年12月最終放送のことでした。当時、視聴者やファンの間で「降板の真相」として様々な憶測が飛び交いました。
本人が生放送で語った最大の理由は、「年齢的な体力面の衰えと引き際の決断」でした。80歳を超えて毎週日曜の早朝生放送に出演し続けるプレッシャーと体力的な負担は極めて大きく、「後進に道を譲りたい」という強い思いが引き金になったと明かしています。
一方で、2021年8月に東京五輪ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈選手に関する発言で日本ボクシング連盟から抗議を受け、番組内で謝罪した事案も降板の遠因と見る向きは少なくありません。コンプライアンス意識が急速に高まるテレビ界において、歯に衣着せぬ昭和スタイルのコメントがSNSを中心に炎上しやすくなっていた時代背景も、勇退のタイミングを後押しした要因の一つと考えられます。
「喝!あっぱれ!」の功罪|週刊御意見番が巻き起こしたネットの反応と炎上経緯
コーナーの看板であった「喝!」と「あっぱれ!」は、単なる勝敗の批評を超えて日曜朝のお茶の間に欠かせないエンターテインメントでした。大相撲の大鵬、プロ野球の王貞治・長嶋茂雄らと共に戦後のスポーツ黄金期を築いてきた張本氏だからこそ、妥協なき言葉で選手たちを叱咤激励する姿には独特の説得力がありました。
しかし、ネット社会の進展に伴い、週刊御意見番に対するネットの反応は徐々に二極化していきます。大谷翔平選手の二刀流挑戦初期に対する懐疑的なコメントや、サッカー・陸上など他競技への批評に対して「時代錯誤」「勉強不足」といった厳しい声がSNS上で拡散される頻度が増加しました。
それでも多くのオールドファンや選手本人が「張本さんに『あっぱれ!』をもらうのが励みだった」と語るように、その根底にはスポーツへの深い情熱と愛情が存在していたこともまた事実です。
盟友・関口宏との阿吽の呼吸と番組スポーツコーナーの歴代変遷
『サンデーモーニング』のスポーツコーナーの歴史を語る上で欠かせないのが、司会の関口宏氏と張本氏の絶妙な掛け合いです。暴走しがちな張本氏の発言を、関口氏が柔らかく受け止めて宥めたり、時にツッコミを入れたりするバランスが、長寿コーナーを支える核となっていました。
歴代のスポーツコーナーでは、かつて故・大沢啓二氏(大沢親分)と張本氏の「大沢・張本コンビ」が一世を風靡しました。大沢親分の豪快なフォローと張本氏の切れ味鋭い辛口評価がシナジーを生み、番組の最高視聴率を叩き出す黄金期を築き上げました。
大沢氏の逝去後は張本氏が単独の主席御意見番となり、毎週各界のレジェンドをゲストに招く形式へと移行していきましたが、関口氏と張本氏の信頼関係は最後まで揺らぐことはありませんでした。
後任・上原浩治へのバトンタッチと『サンデーモーニング』の新時代
張本氏の勇退後、後任の御意見番として正式にバトンを受け取ったのが、巨人やMLBボストン・レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏です。メジャーリーグの最新事情やセイバーメトリクス(データ分析)にも精通した上原氏の起用により、番組の論調は大きく変化しました。
上原氏は従来の「喝!」「あっぱれ!」の枠組みを継承しつつも、選手目線に立った論理的かつポジティブな解説を展開。デジタルネイティブ世代の視聴者からも高い支持を獲得しています。
番組自体も司会が関口宏氏から膳場貴子氏へと引き継がれるなど全面的なリニューアルが進みましたが、張本氏が築き上げた「スポーツを真正面から批評する文化」の骨格は今なお脈々と受け継がれています。
通算3085安打の金字塔|プロ野球・名球会レジェンドとしての誇り
テレビ番組での毒舌キャラクターが先行しがちだった張本氏ですが、その経歴は日本プロ野球史における空前絶後のスーパースターです。NPB歴代最多となる通算3085安打を記録し、首位打者7回、最高出塁率9回、MVP1回など、残した実績は圧倒的です。
打撃の神様として日本プロ野球名球会の設立にも尽力し、幾多の後輩たちに打撃技術を伝承してきました。どんなに世間から批判を浴びても自らの意見を曲げなかった背景には、過酷な時代を生き抜き、前人未到の記録を打ち立てたプロフェッショナルとしての強烈な自負がありました。
【2026年現在】張本勲の年齢と近況|気になる現在の活動状況と健康状態
レギュラー降板後の張本勲氏の現在の活動に関心を寄せるファンは多くいます。1940年6月生まれの張本氏は、現在80代半ばを迎えました。
テレビの生放送という過密なスケジュールからは離れたものの、健康状態は良好で、現在もプロ野球の開幕特集や日本シリーズなどの重要な節目には『サンデーモーニング』にスペシャル御意見番としてゲスト出演を果たしています。登場するたび、SNSでは「やっぱり張さんの喝がないと締まらない」とトレンド入りを果たすなど、その存在感は健在です。
また、野球界の将来を憂う提言や野球教室での後進指導、執筆活動など、自らのペースを守りながら生涯現役の野球人として穏やかかつ精力的な日々を過ごしています。
【張本勲 サンデーモーニング】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:張本勲さんはなぜ『サンデーモーニング』を降板(卒業)したのですか?
A1:最大の理由は、80歳を超えたことによる体力的な負担を考慮し、次世代へバトンを渡すためです。直前にボクシング選手に関する発言で騒動があったことも重なり、本人の意思で2021年末に勇退が決まりました。
Q2:張本勲さんの後任は誰が務めていますか?
A2:元読売ジャイアンツ・元メジャーリーガーの上原浩治氏が正式な後任御意見番としてレギュラー出演しています。現代的なデータ分析と選手視点の解説で定着しています。
Q3:現在の張本勲さんの健康状態や活動はどうなっていますか?
A3:現在も元気に活動を続けており、プロ野球の開幕やシーズン節目には『サンデーモーニング』へ特別ゲストとして出演するほか、講演や野球界への提言を精力的に行っています。
まとめ:球界の生ける伝説が残した足跡とこれからの展望
『サンデーモーニング』における張本勲氏の活躍は、単なるテレビのコメンテーターという枠に収まらない、昭和から平成、令和のスポーツ世相を映し出す鏡でした。時に議論を呼びながらも、日本中のスポーツファンを日曜の朝に引きつけた熱量は唯一無二のものでした。
番組が世代交代を果たし新たな歩みを進める中でも、通算3085安打のレジェンドが放った「喝!」と「あっぱれ!」の記憶が色あせることはありません。今後も節目ごとに元気な姿を見せ、球界へ力強いメッセージを届けてくれることが期待されます。 (出典: 張本勲 サンデー モーニング(Yahoo!ニュース))