あなぶきホールの現在名と改名理由|座席表・見え方・駐車場を徹底解説
四国エリアを代表する大型コンサート会場として、長年多くの音楽ファンや舞台鑑賞者に親しまれてきた「あなぶきホール」。チケットの券面やアーティストのツアー告知を見て、「昔よく通ったあなぶきホールと今の会場は同じ場所なのか?」「いつの間にか名前が変わったのはなぜ?」と疑問に感じた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、かつて「アルファあなぶきホール」の愛称で親しまれた香川県高松市の文化拠点について、現在の正式名称や改名に至った真相、大ホール・小ホールのキャパシティや座席からの見え方、アクセス・駐車場情報まで、現地を取材する記者の視点から余すところなくお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:「あなぶきホール」の現在の呼称は「レクザムホール」(正式名称:香川県県民ホール)。
- 要点2:ネーミングライツ(命名権)契約の満了と公募に伴い、スポンサーが穴吹興産から株式会社レクザムへ移行したことが改名理由。
- 要点3:大ホール(2,001席)・小ホール(807席)ともに見やすさと音響に定評があり、JR高松駅から徒歩約8分とアクセスも抜群。
【現在の名称】あなぶきホールは今どこへ?「レクザムホール」への改名経緯と真相
結論からお伝えすると、かつて「あなぶきホール」と呼ばれていた施設は、現在「レクザムホール」という愛称で運営されています。施設の正式名称は開館当初から変わらず香川県県民ホールです。
香川県県民ホールは1988年の開館以来、四国の文化芸術振興の中核を担ってきました。2008年に香川県が財源確保を目的としてネーミングライツ制度を導入した際、地元不動産大手の穴吹興産が命名権を取得。これにより「アルファあなぶきホール」の通称が定着しました。
その後、契約更新を経て長年愛されてきたものの、2016年春の契約満了に伴う新たな公募により、香川県内に主要開発・製造拠点を置くエレクトロニクスメーカーの株式会社レクザムが新たな命名権パートナーに決定しました。現在も契約が継続されており、県内外のイベント来場者には「レクザムホール」の名が広く浸透しています。
なぜ名前が変わった?アルファあなぶきホールの改名理由とネーミングライツ契約の仕組み
多くの利用者が気にする改名の背景には、自治体施設におけるネーミングライツ(施設命名権)の契約期間と公募プロセスが存在します。
香川県と穴吹興産との間で結ばれていたネーミングライツ契約は、2008年4月から2016年3月末までの8年間(当初契約3年+更新5年)でした。契約満了を迎えるにあたり、香川県が次期パートナーの公募を実施したところ、株式会社レクザムが年間契約額などの条件面で優先交渉権を獲得し、新たなスポンサーに選定されたというのが改名の真相です。
施設の所有者や運営体制自体が民間に売却されたわけではなく、県民ホールの愛称部分のみがスポンサー契約の更新によって移行しました。そのため、施設が持つ伝統やスタッフのオペレーション、舞台機能はそのまま引き継がれています。
【大ホール】キャパ2,001席の座席表とステージの見え方・音響の特徴
全国ツアーの四国公演や大型ミュージカルが開催されるレクザムホール 大ホールは、中四国地方でも屈指の規模を誇るコンサートスペースです。
客席の総キャパシティは最大2,001席(オーケストラピット使用時は1,833席)で、1階席から3階席までの3層バルコニー構造を採用しています。
座席からの見え方については、1階席前方はステージとの距離が非常に近く、アーティストの表情や息づかいまでダイレクトに伝わります。中通路以降の後方列や2階・3階席でも段差傾斜がしっかりと確保されているため、「前の人の頭でステージが見えにくい」というストレスが少ない設計です。
また、音響設計には世界的な音響エンジニアが携わっており、残響可変装置を備えているため、クラシックコンサートの豊かな響きからポップス・ロックの抜けの良い重低音まで、極めて高いクオリティで体感できます。
【小ホール】キャパ807席の構造と見どころ|演劇・室内楽に最適な空間設計
一方、演劇や落語、アコースティックライブ、室内楽の演奏会などに幅広く活用されているのがレクザムホール 小ホールです。
客席数は807席(車椅子スペース含む)で、1階席と2階席の2層構造。舞台と客席の一体感を重視した設計になっており、どの座席からでも演者の細やかな演技や手元がクリアに視界に入ります。
大ホールに比べてステージまでの距離が非常に近く、演劇公演ではセリフの生音が客席全体に心地よく響き渡るため、出演者・観客双方から非常に人気の高い劇場空間として評価されています。
香川県県民ホールへのアクセスと駐車場事情|高松駅からの徒歩ルートと混雑回避術
遠征で訪れる方にとっても、香川県県民ホール(レクザムホール)は極めて利便性の高い立地にあります。
【電車でのアクセス】
・JR「高松駅」から徒歩約8分
・高松琴平電気鉄道(ことでん)「高松築港駅」から徒歩約6分
高松駅からは駅前広場を抜け、高松港や玉藻公園(高松城跡)の美しい景色を横目に歩く平坦なルートのため、キャリーケースを持った遠征組でも移動はスムーズです。
【駐車場情報】
施設地下に有料地下駐車場(約80台収容)が整備されていますが、大ホールの満席イベント時は開演のかなり早い段階で満車になります。車でアクセスする場合は、近隣の「サンポート高松地下駐車場」や「高松市立玉藻町駐車場」など、収容台数の多い周辺パーキングをあらかじめ候補に入れておくのが賢明な混雑回避策です。
高松市コンサート会場としての強みと最新の利用動向
高松市内のコンサート会場として、レクザムホールは港町ならではの開放的なロケーションと、充実した周辺インフラを兼ね備えています。
サンポート高松エリアの再開発や近隣の大型アリーナ新設が進むなかにあっても、音響の良さと多面舞台を備えた本格的な劇場ホールとしての存在感は揺らぎません。国内外の著名オーケストラやトップアーティストの全国ツアーにおいて、四国の最重要拠点として選ばれ続けています。
【あなぶきホール(レクザムホール)】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:昔買ったチケットや地図に「あなぶきホール」と書かれていますが、レクザムホールに行けば問題ありませんか?
A1:はい、全く問題ありません。場所も建物も同じ香川県県民ホールです。タクシーで「旧あなぶきホール」「県民ホール」と伝えてもスムーズに到着できます。
Q2:大ホールの2階席・3階席からステージ上の出演者は肉眼で見えますか?
A2:ステージ全体の演出や照明はしっかり視界に入りますが、出演者の細かな表情までしっかり楽しみたい場合は、倍率8倍〜10倍程度の双眼鏡(オペラグラス)を持参することをおすすめします。
Q3:館内にコインロッカーやカフェなどの休憩スペースはありますか?
A3:館内ロビーにコインロッカーが設置されているほか、クロークサービスが稼働する公演もあります。また、施設内や近隣のサンポート高松周辺にはカフェや飲食店が多数揃っています。
まとめ:四国の文化拠点として進化を続けるレクザムホール
「あなぶきホール」から「レクザムホール」へと愛称が変わっても、香川県県民ホールが四国のエンターテインメントと芸術文化を支える殿堂であることに変わりはありません。
優れた音響空間、どの席からも見晴らしの良い客席設計、そして瀬戸内海の風を感じる高松港至近のロケーション。これからコンサートやイベントで訪れる方は、ぜひ装い新たに歴史を刻むレクザムホールでの特別な時間を心ゆくまで堪能してください。 (出典: あな ぶ き ホール(Yahoo!ニュース))