【2026年最新】稲川会の組織図と役員人事|六代目内堀体制の現在
関東を本拠とする指定暴力団のなかでも、六代目山口組と緊密な連携を保ちつつ独自の存在感を放ち続ける稲川会。警察当局による暴力団排除条例の厳格運用や取り締まりの強化が続く2026年現在、組織のトップである内堀和雄六代目会長の下で、どのような統制機構が敷かれているのかは治安情勢を見る上でも重要な焦点です。
世代交代と直系組織の統廃合を推進してきた同会は、強固なピラミッド型組織を維持しつつ、実質的な実力者たちを中枢ポストに配置しています。この記事では、警察当局の公開情報や関係筋の動向を基に、理事長や本部長をはじめとする執行部人事から直参の動向、有力二次団体の勢力図までを詳しく整理・解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:内堀和雄六代目体制が盤石化を進める2026年現在の執行部役員・直参人事を徹底網羅
- 要点2:理事長や本部長をはじめとする中枢ポストの顔ぶれと有力二次団体の勢力図の変遷
- 要点3:警察当局の取り締まり強化や六代目山口組との親戚関係がもたらす関東暴力団情勢の行方
【2026年最新】稲川会六代目内堀和雄体制の基本構造と総本部の現在
2019年4月に五代目・清田次郎会長の継承を受け、六代目会長に就任した内堀和雄(本名・内堀和也)体制は、2026年を迎えて完全に定着期に入りました。内堀会長は出身母体である「三代目山川一家」を背景に強い求心力を誇り、組織の合理化と引き締めを断行してきました。
東京都港区六本木に構える稲川会総本部は、かつて対立抗争や大規模行事の拠点として頻繁に注目を集めましたが、近年は使用者責任訴訟や暴対法に基づく使用制限命令などの影響を受け、その運営形態は極めて限定的・警戒的なものとなっています。総本部の機能を分散させつつ、警察の監視下でも迅速な意思決定が行えるよう、連絡網のスリム化と情報管理の徹底が図られています。
指定暴力団組織図2026の観点から見ても、構成員・準構成員の減少傾向が業界全体で続く中、稲川会は関東圏における中核勢力としての規模を維持しており、その指揮系統は内堀会長への権限集中によって統制が保たれています。
執行部役員・幹部一覧|理事長や本部長など中枢ポストの顔ぶれ
内堀体制を支える最高幹部陣には、長年組織を支えてきた重鎮から実力派の武闘派・経済派までがバランスよく配置されています。現在の執行部中枢における主な稲川会役職幹部一覧は次の通りです。
筆頭の実務責任者である稲川会理事長には、三代目埋地一家総長の貞方留義が就任しており、組織全体の引き締めと対外交渉を取り仕切っています。また、組織運営の要となる稲川会本部長現在のポストには、三代目山川一家の若頭を務めてきた池田龍治が座り、内堀会長の直系出身者として実務と警備・統轄を掌握しています。
さらに、総会長には馬場知己(七代目佃政一家総長)、組織委員長や渉外委員長などの要職にも関東各地の有力一家総長が配置され、合議制の体裁を取りながらも、山川一家出身者と内堀体制の側近グループが全体をリードする稲川会執行部人事が固められています。
直参一覧と直系組長の人事動向|世代交代と組織再編の実態
稲川会における「直参(会長直々の盃を受けた直系組長)」の数は、過去の数百人規模から大幅に絞り込まれ、現在は数十人規模での精鋭化が進んでいます。稲川会直参一覧を概観すると、70代を超える古参幹部の勇退が進む一方、50代から60代前半の実力派組長が直参へと引き上げられる世代交代が継続しています。
直系組長が死去または引退した場合、傘下組織を単に解散させるのではなく、近隣の有力一家や直系組織へ吸収合併させる組織再編が頻繁に行われています。これは構成員減少に伴う「名跡の維持」と「シマ(縄張り)の維持」を両立させるための防衛策であり、組織の弱体化を防ぐための現実的な再編策と見られています。
直参に対する上納金(会費)の負担軽減や、警察当局による口座凍結・資産差し押さえへの対策も直参人事に直結しており、経済力と統率力を兼ね備えた人物のみが直参として残る構造がより鮮明になっています。
主要二次団体の勢力図|山川一家を中核とする関東エリアの拠点
稲川会の骨格を成す稲川会二次団体の勢力関係において、圧倒的な主導権を握り続けているのが神奈川県川崎市を本拠とする三代目山川一家です。六代目内堀会長の出身母体であり、現在の執行部でも多くの要職を占めていることから、名実ともに稲川会の最大派閥として君臨しています。
その他の主要な二次団体としては、以下の一家がそれぞれの地域で強い影響力を保持しています。
東京都内では、品川・目黒周辺を拠点とする碑文谷一家や、中央区・銀座方面に名跡を持つ佃政一家が都市部における重要拠点を担っています。神奈川エリアでは、横浜の埋地一家や歴史ある横須賀一家が強固な基盤を守り続けています。さらに千葉の京葉七軒町や静岡、埼玉の傘下組織が外周を固めており、これらが連動して独自の稲川会勢力図を形成しています。
とりわけ神奈川県内における山川一家の動員力と資金力は突出しており、二次団体間の力関係においても山川一家を中心とする勢力均衡が保たれています。
関東暴力団情勢と六代目山口組との関係性|2026年の最新動向ニュース
現在の関東暴力団情勢を語る上で欠かせないのが、稲川会と国内最大組織・六代目山口組との特別な関係性です。両組織は長年にわたり強固な「親戚関係(友好関係)」を結んでおり、六代目山口組の高山清司若頭と内堀会長の強固なパイプは業界内でも広く知られています。
山口組の分裂抗争が長期化・沈静化の過程をたどるなかでも、稲川会は一貫して六代目山口組側を支持する立場を明確にしてきました。この緊密な関係が抑止力となり、関東エリアにおける他団体との大規模な武力衝突を回避する要因としても機能しています。
一方、都内などで勢力を分かつ住吉会とも一定の協定関係を維持しており、縄張りを巡る偶発的なトラブルには幹部同士のホットラインで早期鎮火を図る方針が定着しています。稲川会最新動向ニュースとしても、外部との無用な摩擦を避けつつ、水面下で組織基盤の維持と防衛に全力を注ぐ姿勢が浮き彫りとなっています。
【稲川会の最新組織図】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:稲川会の六代目会長は誰ですか?
A1:現在の会長は内堀和雄(内堀和也)です。2019年に五代目・清田次郎会長から名跡を継承し、自身の出身母体である三代目山川一家を軸とした強固な統率体制を敷いています。
Q2:組織のNo.2である「理事長」は現在誰が務めていますか?
A2:現在の稲川会理事長は、三代目埋地一家総長の貞方留義が務めています。内堀会長を補佐し、実務面および他団体との渉外における重要ポストを担っています。
Q3:稲川会の総本部はどこにありますか?
A3:総本部は東京都港区六本木に位置しています。ただし、暴力団排除条例や使用制限命令などの影響を受け、常時大人数が集まるような運用は行われておらず、警察当局による常時監視体制が敷かれています。
まとめ:盤石化を進める内堀体制の行方と今後の注目ポイント
内堀和雄会長率いる稲川会は、三代目山川一家を主軸とする強固な人事体制を構築し、2026年現在も関東における指定暴力団の最大勢力の一角として安定した組織運営を継続しています。理事長・貞方留義、本部長・池田龍治をはじめとする実力者を要所に配した布陣は、内部統制と対外関係の双方において高い機能性を保っています。
しかし、暴力団離脱者の増加や法規制のさらなる強化、シノギ(資金獲得活動)の制限など、組織を取り巻く外部環境は年々厳しさを増しています。六代目山口組との蜜月関係を基盤としつつ、今後進むであろう古参直参の引退と組織のさらなるスリム化にどう対応していくのか、六代目体制の舵取りは引き続き治安当局の厳重な監視対象となっています。 (出典: 稲川 会 最新 組織 図(Yahoo!ニュース))